「超絶倫人ベラボーマン」とは?
「超絶倫人ベラボーマン」とは1988年に株式会社ナムコ(現社名 株式会社バンダイナムコゲームス)からリリースされたアクションゲームです。主人公の「ベラボーマン」を操り、爆田博士を倒すという内容です。とここまでは特に特徴のないアクションゲームのように見えます。ところが、このゲームはかなり癖のある内容なのです。
「ベラボースイッチ!」
一番の特徴は「ベラボースイッチ」という独特のコントローラーです。ボタンの強弱により、主人公の手足が長く伸びたり、短く伸びたりと当時としては極めて特殊な操作体系を採用しておりました(最近のゲームで一番イメージしやすいのは「ストリートファイターⅡ」の「ダルシム」のような感じでしょうか?)。格闘ゲームでも再登場している「ベラボーマン」、今改めて見てみると対戦格闘ゲームに向いてそうなキャラですね。
「いい加減にしなさいよ!」
もうひとつの特徴であり、このゲームの印象を忘れられないものにしているのが音声合成をふんだんに使用していることと昭和30年代をイメージしたグラフィックです。「ベラボー参上!」と叫んでスタートし、敵も攻撃を受けると「いい加減にしなさいよ!」(ちなみに「ゾルタン」のセリフ)と喋る、それ以外にもギャグ満載ながら内容は極めて硬派という一種独特とした雰囲気は当時ついついコインを投入したゲーマーも多かったようです。一番お気に入りのギャグは「バクダいわ」、「メガテン」の呪文を唱えるがMPが足りず逃げ出すというオチです(なお「爆田博士」は2年後「女神転生Ⅱ」にゲスト出演しました。時代を先取りしているんです。実は「ドラゴンクエストⅢ」の「爆弾岩」のパロディですけどね)。
「いたいっ、なにすんねん」
ちなみに「福引男」のセリフです。こんな変なゲームですがモチーフは「ハナ肇とクレイジーキャッツ」にあったと思われます。主人公「ベラボーマン」の本名は「中村等」、当時のナムコの社長の名字(「中村雅哉」さん)と「植木等」さんからもらったようです。なんとなく「ニッポン無責任時代」や「スーダラ節」が似合いそうですね。最近はバーチャルコンソールアーケードで出来ますので昭和30年代を思い浮かべながら遊んでみて下さい。
バーチャルコンソールアーケード版バンダイナムコゲームス公式