格闘ゲーム版RPG!
「天下一武士 ケルナグール」は1989年に
株式会社ナムコからファミリーコンピュータ版としてリリースされた格闘アクションゲームです。
この「天下一武士 ケルナグール」(以下、「ケルナグール」と表記します)は対戦型格闘ゲームとして、当時のファミコン版の
格闘ゲーム随一のクオリティ(特に滑らかな動きと多彩な技)を誇る内容です(後の「ストリートファイターⅡ」のリリースまでは「ケルナグール」が一番だったと思われます)が実はこのゲームのおまけモードが大変面白いと当時かなりの話題になりました。今回は「ケルナグール」をご紹介いたします。
強くなるために旅に出る!
このゲームのおまけモードである「修行モード」は
ドラクエ風のRPG仕立てになっています(ちなみに随所にドラクエⅢ等のパロディが登場いたします)。なお、PCエンジン版「プロテニス ワールドコート」では「ケルナグール」の「修行モード」の原型にあたる「クエストモード」が採用されています。
※写真は「プロテニス ワールドコート」
なぜ、主人公が旅に出すのかと言えば純粋に自分が強くなるための修行をするためなのです。
そのため、各地の拳士と戦い、勝つことにより自分が鍛えられるのです。
また、各地の道場を訪れ道場破りをすることにより基本技の習得が出来ます。さらに各地の仙人の無理難題を解決することによって特殊技を教えてもらえます。
このようにして実力を向上させていくのが「修行モード」なのです。一応「修行モード」の最終目的は「タオタイラー」という最強拳士を倒すことでありますが、実はそれすら最終目的ではなく通過点なのです。拳士としての修行は各人の納得のいくまで永遠に続くのです。
格闘ゲームのその後
「ケルナグール」の後、明確に格闘ゲーム版RPGといえる作品は登場していないと思われます。「ストリートファイターⅡ」の大ヒットにより格闘ゲームはゲームジャンルの一分野として確立されていくのですが、いつかまた「ケルナグール」のようなゲームを遊んでみたいものです。
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