朝一番から電波びんびんHOTな話題ワードをテーマに文章綴る。寝惚けた頭に目覚めの一発。日々命題第回目のテーマは「土用の丑の日」だ。
本日は「土用の丑の日」である。日本全国で大々的に鰻が流通する日であるといっても過言ではないだろう。しかし、この土用の丑の日。実はジューンブライドと同じ一面を持っていたのはご存じだろうか。
ジューンブライドというのはヨーロッパに古くから伝わる伝承である。しかし、これが何故日本で流行ったかと言えば、それはブライダル業界による販促活動であることは既に有名なのではないだろうか。勘違いした方が、そんな風習はないとまで言い出すこともあるが、実在はしているのだけは間違いなきように。
日本では梅雨。湿気ムンムン、雨天続きでブライダルには全くもってそぐわない気候である。当然、ブライダル業界も閑古鳥。そこでジューンブライドという伝承を流行らせたのだ。これが大当たりし、六月でも結婚式は盛んに行われるようになった。
これと何故、土用の丑の日が同一であるということが出来るのか。
こんな真夏の暑さ厳しき折にあんな脂っこい魚を好き好んで食べる人間が本来居るはずがないのだ。六月に結婚式をする人間が居ないのと同じ理由である。しかし、現在日本では土用の丑の日といえば鰻が大盛況である。不思議ではないか。
土用の丑の日には「う」の付く食べ物を口にすれば力を得ることが出来るという伝承はあった。廃れていたが、存在はしていたのである。だから、鰻でなくともいいのだ。兎でも卯の花でもウコン茶でも何でも良いのである。
なのに何故、土用の丑の日は鰻なのか。これはあの日本蘭学の父、日本エレキテルのパイオニアである平賀源内による発想なのである。平賀源内といえば知名度は高い。しかし、御役御免を言い渡されていたために金はなかった。金になることなら何でもやったのである。
その事業の一つがこの「土用の丑の日には鰻」のキャッチフレーズなのである。そもそもある伝承であったからこのキャッチフレーズは大いに受けた。最初は平賀源内に頼み込んだ一店舗だけが掲げていたのであるが、そんなに儲かるのならばと鰻屋はこぞってこのキャッチフレーズを使用したのである。
こうして、その風潮は日本全土に広がり今に至るというわけである。しかし、そんな平賀源内もその最期は投獄獄死であるともされるが、諸説ある。何にせよ、平賀源内の功績によって今の日本の鰻流通の日はあるのだから、関連業者は彼を奉ってもいいのではないだろうか。
こんなことを考えながら本日は鰻を頬張ってみれば、江戸の空気を感じることが出来るかも知れない。土用の鰻、日本の夏。くれぐれも鰻と一緒に食べぬように。
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