
中日との開幕カードを勝ち越しただけでなく、本日(15日)のヤクルト戦にまで勝ってしまった横浜ベイスターズ。いやはやどうしたことか。長年の横浜ファンとして、何だか緊張しています。
セリーグ唯一のデーゲームだった開幕戦でサヨナラ勝ち。ベイスターズが開幕戦に勝つことは実に8年ぶりで、このときは「他の試合が終わる9時ぐらいまで単独首位だ!うひょー!」なんて浮かれていたのですが…。その後、去年のセリーグ覇者相手にまさかの勝ち越し。翌日のデイリースポーツには、
「横浜、今世紀初!開幕カード勝ち越し 」
という色々と素敵すぎる見出しが躍りました。
横浜ベイスターズに、一体何が起こっているのでしょうか。まだ4試合しか経過していませんが、今のうちに記事にしとかないと、次いつ書けるかわからないんで…。
今年の横浜は打線が元気
開幕4試合のスコアを見てみましょう。
4/12 横浜5-中日4
4/13 横浜7-中日8
4/14 横浜7-中日1
4/15 ヤクルト7-横浜9ここまで1試合平均得点7。打ち過ぎです(ちなみに2010年は3.62)。中でもスレッジ選手は、4試合で12打点というお化けみたいな成績を残しています。今年からは、投手有利と言われる統一球を使用。そんな中でこの数字は、実に素晴らしい。凄過ぎて怖い。
どのスポーツニュースでも言っていることを、さも自分で発見したかのように書きますと、今年の横浜は雰囲気が違うんです。例えば村田選手の走塁。開幕戦での、シングルの当たりをダブルにするといった走塁は、去年の横浜では見られなかったプレーです。去年の村田選手は肉離れの影響もあって、まぁ走らなかったですからね。しかし、キャプテンとして臨む今季は常に全力疾走。ドンキホーテの駐車場でよく見かける感じの髪型も、スポーツマンらしい爽やかな髪に戻しました。これは若手にもいい影響を与えていそうですね。
そして、移籍組である森本稀哲選手と渡辺直人選手の影響も大きい。森本選手は明るさと勝者のメンタルを、渡辺選手はリーダーシップを持っています。この2人の加入により、暗かったベンチのムードが一転しました。今のベイスターズを見る限り、やっぱり雰囲気って大事なんですねー。
僕ルーキーの頃から森本選手が大好きで、10年前ぐらいに日ハムのファン感謝デー(鎌ヶ谷)行ったんですよ。まだ背番号46だった頃で、その時もらったサインは今でも大事に保管してあります。えぇ、ただの自慢話です。
とにかく今年のベイスターズは雰囲気が違う、と。ひとつひとつのプレーを大切にする姿勢が、打線の好調さを支えているのではないでしょうか。
今年もやっぱり投手が不安?
長年ベイスターズの弱点として指摘されてきたのが投手陣。先発に焦点を当ててみると、
4/12対中日 山本省吾 5回0/3 自責点4
4/13対中日 大家友和 2回 自責点5
4/14対中日 高崎健太郎 7回 自責点1
4/15対ヤクルト 三浦大輔 5回 自責点3とりあえず今季初先発で仕事をしたと言えるのは高崎選手だけですね。しかし高崎選手はこれまでローテを守りきったことはなく、未知数な部分が多い。これまでエースとして頑張ってきた三浦投手ももう歳ですし…。大家選手も波が激しいし…。個人的に好きな移籍組のヤマショーは去年、一昨年がよくないし…。前評判のよかったリーチは地震の影響で帰っちゃうし…。勝ち頭の清水選手はケガしてるし…。あとは誰?眞下選手?阿斗里選手?小林太選手?
これまで先発で結果を残してきた加賀選手が後ろに回り、中盤は強化されました(その分先発がさらに手薄になりました☆)。抑えも山口選手がいる。そうなると、最大の問題はやっぱり先発の駒不足なんですよね。
ところがどっこい。この度、あのランドルフが横浜のテスト入団を受けたとのこと。ランドルフと言えば、2009年に途中入団し、初登板でいきなり完封勝利をおさめたあの選手。ちなみに2009年シーズンは5勝2敗、防御率1.96と抜群の成績を残しています。しかし開幕投手を務めた2010年は、ケガの影響もあって成績が降下。そのまま退団となってしまいました。
リーチの代役として選ばれたようですが、まぁよっぽどのことがない限りは入団が決まるはず。ランドルフが2009年の投球を見せてくれれば、これは面白いことになりそうです。またランドルフの中日キラーぶりが見たいよぅ。
交流戦でセリーグ相手に成績の良かった山本選手、去年とは見違える様なピッチングをした高崎選手、そしてランドルフ。打線は元々そこまで悪くないと言われていたので、投手陣の活躍次第では充分に5位も、いや4位も狙えそうです。
4強(巨人、阪神、中日、ヤクルト)1弱(広島)1論外(べ)と言われた去年。ついに見返すときがやってきました。今年のベイスターズは、ちょっと違うぞ!って来月ぐらいも言っていたい。
(テキスト:斉藤アナスイ)
横浜ベイスターズ1998ライブラリー