
80年代のオタクブームを牽引した、「制服萌え」の元祖として知られるレストランチェーンのアンナミラーズ。1月22日、神奈川県横浜市の横浜ランドマークプラザ店が閉店した。これにより、営業店舗は東京都港区のウィング高輪店のみとなる。
アンナミラーズはペンシルバニアダッチと言われる家庭料理とアメリカンパイを提供するレストランとしてハワイに1973年に開店した。同年、日本でも青山に1号店がオープン。日本では井村屋グループが運営している。
アンナミラーズといえば、ミニスカートと胸を強調した独特のデザインの制服。セクシーとキュートを両立したデザインは、女の子の魅力を惹きたてており、「アンミラ風」という一ジャンルもできるほど人気を集めた。
しかし、知名度と人気とは裏腹に近年は店舗の閉鎖が続き、2008年に赤坂店が閉店して以降、営業は2店舗のみとなっていた。
閉店を惜しむ声は多い。しかし、制服人気が先行していることも起因しているのだろうがメニューの高さが敷居の高さを招いている、という意見も聞かれる。
客層の変化も挙げられるだろう。先日閉店した横浜ランドマークプラザ店を例に出すと、価格の高さが災いしてか、高校生など若年層の利用はまちまち。代わりに制服目当てではなく、純粋に食事をしに来たファミリー層や中高年層の利用が多かったようだ。
アンナミラーズの相次ぐ閉店は、一時代の終焉といった寂しさを感じる。今あるウィング高輪店、気になるところだ。
【記事:森野】
アンナミラーズ