G・JOEⅡはかく語りき
夕方のコンビニ。週刊少年ジャンプなど、漫画雑誌を立ち読む帰宅会社員ら。電車内にも、漫画雑誌にじっと目を通している大人たち。私たちには至って普通の光景ですが、外国人の方は異様な印象を受けるようです。これは、漫画やアニメは子供の遊びという認識があるためです。いわば、F1レーサーが三輪車を運転しているようなイメージでしょうか??
日本には大人も楽しめる娯楽文化が充実しています。アニメや漫画も、いまや世界サイズ。宮崎駿監督作品を始め、日本人の漫画アニメ文化は世界中からの支持を得ています。こうして市場が世界に広がり始めた日本独自の娯楽文化です。その流れに、今度は杰尼斯(ジャニーズ)が乗ろうとしているようです。
3日、SMAP、嵐など日本のエンターテイメントを牽引するアイドルタレントを運営するジャニーズ事務所が、中国人アイドルグループをプロデュースする事が発表されました。御馴染みのジャニー喜多川社長(80)は、中国でオーディションを行う方針などをコメントしています。対象年齢は中学生程度になるそうです。
この試みが中国で受け入れられるかどうかは不明ですが、その素地は確実にあるかと思います。私は上海に滞在中ですが、ここの経営者連の気風として、「日本で受け入れられているものは全て模倣すべし!」という貪欲さがあります。そして同時に、日本製のサービスや物品は、高額で、かつ信頼の置けるものとして多くの需要を要しています。
一例を挙げるとすると、「山崎パン」「ユニクロ」などが顕著な例です。「山崎パン」は我々にとって単なる菓子パン業者に過ぎませんが、ここ上海では超高級品のイメージです。「ユニクロ」などは「シャネル」など欧米系高級ブランドとほぼ同等の扱いです。ユニクロは今度、人民広場近くにまた一店舗を増設する予定です。破竹の勢いですな。
「ジャニーズ」はどうなるでしょう。ジャニー氏が集めるのは中学生。年齢的には、面白さや格好よさより、イノセンスな爽やかさを狙いたいという所でしょうか。何にせよ、少々封建的な社会の中で、ひとつの選択肢、門戸が開かれるのは良い事ですね。
【記事:G・JOEⅡ】