ウナギから新規制値を超えるセシウムが!
政府は今月7日、茨城県の霞ヶ浦や那珂川等で漁獲された天然ウナギから1kgあたり100ベクレルの新規制値を超える放射性セシウムが検出されたとして、出荷停止を指示しました。厚生労働省によると、ウナギの出荷停止は初めてとのこと。
厚生労働省からの出荷停止の対象は霞ヶ浦と北浦、外浪逆浦(そとなさかうら)のほか、これらに流入する河川と常陸利根川、支流を含めた那珂川。同県によると、4月10日に霞ヶ浦の西浦で取れたウナギや、4月23日に那珂川水系の涸沼(ひぬま)で取れたウナギから検出されているとのことです。
見極める視点
2011年3月11日の東日本大震災及び原発災害以降、様々な食品等からセシウムが検出されていますが今回は天然ウナギからの検出ということで、河川からの漁獲物にもその影響は確実に及んでいる事が示される結果となりました。
もちろん天然ウナギが出荷停止になった事はやむを得ないのですが、筆者が気になるのはその事自体よりも
風評被害です。即ち、「天然ウナギからセシウムが検出された!ウナギは全て危ない!」という風評が出る事により必要以上にウナギについての警戒度が高まり、ウナギ関連業界の二次災害とも言うべき事態が発生するのでは?と危惧しています。
今回と似たようなケースでO157が流行していた時期、寿司店が風評被害によって業界全体の景気が大きく減退し、昨年のフーズ・フォーラスのユッケ(生の牛肉)による死亡事件によって焼肉業界全体が大打撃を受けましたが、それらは実害が発生したことよりも、風評被害に依るものの方が大きかったと思われます。
我々にとって一番重要なのは「本当に正しいものは何なのか、を見極める視点を持つ事」であると思われます。
本日の教訓
「正しいものを見極めよ!」【ライター:清水サーシャ】